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zoom RSS お客がそば店を選ぶ理由

  作成日時 : 2015/10/26 11:32   >>

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「お客がそば店を選ぶ理由」その店を選んで頂くために。
集客がうまくいかないとき、「客の嗜好に合っていない」「メニューの品数や品質が不足している」と、メニュー内容に問題があると決めつけていませんか? 確かにそれも理由の中の一つかもしれませんが、良いもの(品質の高いもの)さえ提供すれば、商品力だけでどんどん売れていくという考え方は、勝手な思い込みです。 たとえ従来通りのメニューでも、商品情報を的確に示すことで集客につながることがあります。
「当店は、○○をメインにして、そのメニューからどんなメリット(空腹が満たされる。季節の旬が楽しめる。健康になるなど) が得られます」こんな商品の情報が的確にお客様に伝わればそのままのメニュー構成でも十分戦略が立てられるということです。
 情報広告は現代社会においてネットという方法が一番手っ取り早いと思われがちですが、実は「ネットを利用しています」というそば店の利用客はごく一部に限られているという報告があります。 
そば店を利用する方たちは、友人、知り合いなどからの口コミやうわさ、店舗を外観から見た雰囲気や店頭のメニュー表示などから情報を得ることが多いようです。
そば店側がお客様に自店を選択していただけるような情報発信を発することが出来ていないのが現実のようです。それではどのような方法でこれらの情報を効果的にお客様に伝えるか?ということでその一つに「ブランド」を持つということがあります。
店のブランド力
 高級なバッグや衣料などによく『ブランド』という言葉が使われますが、ブランドとは、高級品のことを指す言葉ではなく、ある商品・サービスを象徴するもののことをいいます。
ある商品・サービスを、別の商品・サービスから区別するための商品名称だけでなく、消費者が商品・サービスを見た際に想起させる周辺イメージ総体もブランドと呼びます。
例えば「もりそば」というメニューがあります。
この名称だけでは、単に他のものと区別するのに必要なだけのもので、それは単なる記号や総称にすぎずブランドとしての何の価値はもちません。
しかし、ここに「○○庵のもりそば」と表示されますと「○○庵」が有名なそば店であれば、その名称から、蕎麦打ち技術や品物の品質価値のイメージができて、それが顧客に認識されることでブランドとなります。
老舗そば店の多くは、このブランド力の上に成り立っています。それらには顧客やネット通信網、マスコミなどの情報発信によって確立されています。
藪、更科、砂場などといった名前を聞いただけでどの様なソバが出されるのかが想像できるでしょう。これが「ブランド」です。
老舗ブランドは、長い歴史の上に成り立っていますが、老舗以外の店舗でもブランドを持った店舗は数多くあります。それらの店舗では独自の技術、商品、サービス、環境などを「ブランド」として的確に消費者に訴える力を持っています。
例えば「そばがうまい」「面白いメニューがある」「量が多い」などこのような簡単な付加価値でもブランドの要素を含んでいます。まずは自分の店にどのようなブランド力があるかを考えてみます。そしてそれら要素をいかにお客様に伝え、お店の繁盛につなげていくかということも同時に考えます。
このプランニングをしっかり持つことができるか否かで、これから店が流行るか、流行らないかの分かれ道となります。

■ 独自のブランドを作る
ブランドを確立するために行う一連の作業を「ブランディング」といいます。
言い換えれば、お客様が「そばを食べるための理由」を考えるのがブランディングです。
中小規模のそば店こそ、そばを売るための戦略として、ブランディングに力を入れる必要があります。ブランディングによって次の三つの大きな効果が得られます。
1)「消費者の信頼感が得やすくなる」
消費者は、店の規模や見た目など外観と構えを、知名度によっては、不安を抱くことがあります。初めて訪れる店舗に安心感を持たせるにはどうすれば良いかを考えます。
ブランディングをすることで「うちのお店、うちの蕎麦はなぜ信用できるのか」という理由が伝わると、その不安が解消されます。
2)「ターゲットマッチングがしやすくなる」。
「うちのお店は、こんなそば店で、こんな蕎麦メニューを提供しています」という情報を発信していけば、たとえ苦手なジャンルがあったとしても「これなら私でも大丈夫」というようにお客様に安心感が生まれ、集客に繋がりやすくなります。
3)「利益率向上につながる」。
ブランドが付加価値となれば他メニューにも連鎖反応的に商品が売りやすくなります。

店舗が、消費者から「こう思われたい」という思いと、消費者が、店舗、商品に抱くイメージを一致させるための作業がブランディングと云うことになります。
具体的な手順としては、最初にまず自分の店がお客様からどのような店と思われたいのかということを決めます。高級志向店か一般的なそば店か・・・何を売りにしたいのか?などを決定します。そこからそれに準ずる商品メニューを用意して、ロゴやパッケージ、キャッチコピーなど様々な「ブランド要素」に落としていきます。そして、ポスターなどの「ツール」を使って消費者にメッセージとして伝え、店頭などの「コンタクトポイント」を通じて、消費者に伝えていきます。この一連の流れによって、消費者の心の中に「あの店はこういう店」という「ブランドイメージ」を作り出し、これを繰り返し行うことによって、定着させていきます。
「自分の店がお客様からどのような店と思われたいのか」ということを決めるというのは、「どのような心構えで店を運営しているのか」、「どんな優れた技術を持っているのか」という、自分たちの「思い」や「強み」を定義することです。
たとえば「徹底したお客様サービス主義」「食の安全・安心を提供する」「高い技術力を持っている」「いつもわくわくさせる」「リーズナブル」「元気がいい」等があります。
家族・従業員内で話し合って店の理想的な姿を思い描いてもいいし、自分たちの店舗がどのように見えているのか、顧客に聞いてみるのもよいと思います。
■チラシ・ポスター効果
ブランド要素を考えたら、それを消費者に伝えるツールが必要になります。これが、チラシやPOP、ポスターなどとなります。
これらは、消費者に最も近いポイントから攻めるのが、費用対効果を高めるコツとなります。つまり、店頭のPOPや大判ポスターといった販促物こそ、店舗がブランディングを行う上で、最も重視すべき戦略ツールとなります。特に店頭の大判ポスターは、非常に効果的な販促ツールです。
(1) 書店チェーンの場合
ある書店チェーンでは、「地域密着の店」を他の書店との差別化のポイントに掲げ、オリジナル大判ポスターを活用しています。書店で販売する雑誌や書籍は、商品の特性として、全国どこの店でも同じ価格で販売されているために、ベストセラー商品を店頭の目立つ場所に並べるというだけでは、他店との違いを打ち出せません。
そこで売り場に「地元出身者コーナー」を設けてオリジナル大判ポスターで演出し、地元出身者を後押しすることで、「地域密着の店」というブランドアイデンティティを伝えています。また、「スタッフは高い技術(本に関する豊富な知識)があります」「いつもわくわくさせる店です」といったブランドアイデンティティを表現したい場合には、「スタッフの一押し本コーナー」などを定期的に設置し、他店にはない「技術」や「発見する喜び」を、大判ポスターを通じて伝えています。

(2) 飲食店の場合
ある飲食店では「どこよりもお客様に親切なお店」の実現に、大判ポスターを活用しています。通常、店側が売りたいメニュー、伝えたい情報をアピールするものだと考えがちですが、このお店ではそうした先入観を廃し、お客様に「どんなものを食べたいですか?」と問いかけるポスターを掲げ、「当店では、その問いにお答えします」という姿勢をアピールしました。 お客様に、「この店を安心して利用してください」という気持ちを前面に出したという発想を180度転換した考え方です。 また、この店舗では季節メニューや健康促進メニューなどをお知らせするといった用途にも大判ポスターを活用しています。 大判ポスターというツールを使って、「店員に聞かなくても店のおすすめメニューがわかるようにする」、「知りたい情報が、タイムリーに得られるようにする」ことで「親切な店」ということを示しています。

■ポスター制作
オリジナルな大判ポスターは、店頭の情報伝達には最も有効な手段で、多くの業種で見受けられます。
ポスター効果として、写真などのビジュアル要素がきれいな大判ポスターは、見る人に「きっちりと仕事をする店」という印象を与え、手書きの文字やイラストを使った大判ポスターは、「独創的なお店」「家庭的なお店」といった個性がアピールできます。
大手企業のようなデザイン性を追い求める必要はりません。ある程度の見栄えの良さは必要ですが、それよりも、メッセージを明確にして伝えることに注力した方が、効果は上がります。また、素人らしいデザインの方がかえって「一生懸命さ」を伝えることにも繋がります。技能としては「WordやExcelなどのオフィスソフトが使えれば十分」だと思いますが、ネット上には無料のテンプレートも多く提供されています。また最近では安価で一枚からポスター制作を行う会社もあるそうでご活用を。
自分たちの「思い」や「強み」を、オリジナル大判ポスターを通じて効果的に伝達できれば、お客様の心の中に狙い通りのブランドイメージを作り上げることに繋がり、その結果、売り上げ向上に期待ができます。
オリジナル・ポスター作りは、やってみるまでは敷居が高いように思えるかもしれませんが、一度始めてみると、その活用効果は想像以上に大きいことに気づきます。
まずは、伝えたい情報は何か、そしてそれをどう伝えると効果的なのか、しっかりとした戦略を立てた上で、大判ポスター作りに臨んでください。
注意することは、一枚のポスターに、多くの情報を盛り込みすぎると、焦点がぼやけてしまいます。ポスター作りの原則は、一点訴求。「新メニューの紹介」「季節メニューの案内」「期間限定メニューの告知」など、訴求内容は一つに絞り込みましょう。
A4、B4といった小さいサイズのポスターは、訴求力という点で大判ポスターには及びません。店頭に小さいサイズのポスターを何枚も貼ると、雑然とした印象を与えます。人の目を惹く効果的なポスターは、最低でもA1サイズ以上が必要でしょう。
A4用紙などをうまく貼り合わせて大判のポスターにするのも一つの方法ですが、見栄えの点で問題がありますのでご注意を。

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